古民家
由のや
由のやは昭和5年に建てられた町屋古民家を、ハーフビルドで改装した蕎麦店です。床板、天井張り、壁の漆喰塗等、職人負かせの店主の腕前が発揮されています。
——————————————————————————–
古き良き時代の雰囲気を残した落ち着いた空間で店主こだわりの手打ち蕎麦をお楽しみ下さい。
なお、当店は夫婦二人の手仕事にてお客様をお迎えしております為、お食事の提供にお時間を頂戴しておりますこと
ご了承下さいませ。 店主敬白
由のや
所在地:静岡市清水区由比
竣工月:2019年3月
構 造:木造2階建て
小屋裏3階のある伝統構法の町屋。1階を蕎麦屋に改装、元の建物を活かした最小限の再生。間口が狭く奥が深い町屋で、資材の搬出入が困難だった。外壁張に関しても隣地の協力を得て行った。既存床板、天井板、漆喰塗壁、店舗土間床は土間用塗装仕上、小屋裏の住空間は床と天井を杉板張とした。工事費を少なくするため、施主自ら実施、床板、天井板張、漆喰塗、塗装の各工程の多くの工事を施主工事にて行っている。