医療福祉 施設・店舗
ふじの町クリニック・検診センター
日本の原風景ともいえる里山の集落(村)をイメージし、
中庭を取り囲むように建物を配置したクリニック。
自然の中に置かれ、自然を目の当たりにすることにより、
生きる力と自然治癒力を高められるという観点から、自然素材を多用している。
カフェ棟は、安倍川付近より運ばれた古民家を移築。
ふじの町クリニック・検診センター
所在地:富士市
竣工月:2012年9月
構 造:木造平屋建(3棟)+鉄骨2階建(2棟) 計5棟
自然の中から命を感じられるような環境を目指し、集落を連想させる木立を囲むように配置された平入の建物5棟の計画。診療所、健診棟、調剤薬局、古民家を移築した喫茶棟が相互に向かい合う配置。内部にも無垢材をふんだんに使用した温かみに溢れる医療施設です。
古民家棟は、石張床、漆喰壁、古材小屋組み表し天井。それに対し新築棟は壁・天井を杉板柿渋塗で仕上げ、鉄骨造、木造、古民家のそれぞれに統一されたコンセプトの元、それぞれの個性を持たせるデザインを心掛けました。